居住空間を広く感じさせる工夫
我が家は、幅細めな長方形の敷地に建つ2階建て中古住宅を購入したので、居住空間をいかにして広く感じさせるか、という事を日々悶々と考えています。
広々開放的な住居の特徴である、『高い天井』や『大きな窓』など、もちろんないです😭
1階間取りは
キッチン
↓
10畳ほどのリビングダイニング
(東側に出窓1個のみ)
↓
6畳和室
(東に腰窓、南に掃き出し窓があるので明るい)
↓
猫の額ほどのウッドデッキ

特に真ん中の10畳リビングダイニング。この部屋は家族が1番よく使う生活スペースになるので、なんとか広々使えないかと試行錯誤しました。広々と過ごすためには、家具のサイズやレイアウトが大切なのは一般的に周知されていますが、部屋をどういう目的で使いたいのかを考え、必要な家具を厳選することの方が大切だと思います。つまり数を置かない!家具の種類を厳選するという事です。
我が家のリビングダイニングは、最終的にダイニングテーブルとソファのみにしました。
選んだ家具の理由
・ダイニングテーブル
子どもが小さい頃は和室の座卓でご飯を食べていた時もありました。また、ダイニングテーブルを処分して、ソファとテーブルのセットで食卓にしようかと考えた時もありました。しかし、立ったり座ったりの動作が楽なのと、もともと気に入って購入したものだったので使用することにしました。
そして、子どもたちが宿題やテスト勉強をダイニングテーブルでするようになったので(中高生の現在も)、置いておいてよかったと思います。
・ソファ
ソファなしで10年以上暮らしていたのですが、特に来客時に、ゆっくり座ってもらう場所がなくて申し訳ないと思うことが多かったのが大きな理由です。ただ、どうせ置くなら中途半端なサイズより、ゆったりくつろげるサイズで、耐久性のあるものにこだわりました。やっぱりソファがあるとくつろぎ心地が違います。快適です☆見た目にもこだわって選んだので、インテリアとしても気に入っています。

私が置かなかったもの
は、
・テレビ、テレビボード
10畳のリビングダイニングにテレビとソファのセットを置こうと思うと、今時の大画面液晶は厳しくソファもコンパクトなサイズにしないと、通りにくくなります。どちらも中途半端なサイズしか持てません。どうせ買うなら大画面で、家族4人でゆったりゴロゴロできるソファが良いので、テレビは天井に付けられるプロジェクター「ポッピンアラジン」をリビングダイニングに設置して、壁で大画面で観ています。ポッピンアラジン、思っていたよりイイです☆
テレビ、テレビボードはまだ使えるので、とりあえず隣の6畳和室に置いてます。
・リビングテーブル
すぐ隣にダイニングテーブルがあるので特に必要性を感じません。子どもの友達が来て、ソファで動画観賞しながらお菓子食べる時は、スツールにトレーを置いて、自分たちで簡易机をセッティングしていました😊家にあるもので上手に代用していました(笑)
・収納の棚
6畳和室に置いてあるテレビボードの引き出しや、パソコンデスクの収納で収まっているので、収納だけの家具は必要ないです。
家具が少ないせいか、遊びに来た子どもたちが「広~い」と言ってくれることがあります。(実際はそんなに広くないのですが)。あとは、「いつ来てもすっきりしている」と褒めてもらえることも多いです😊
我が家のリビングダイニングは、家具を2個しか置かないという究極ですが、工夫によって小さな家でも広さを感じる暮らしが実現できます。もし、家が小さいから、中古だからと諦めモードに入っているなら、一度部屋を見渡してみてください。部屋での過ごし方の優先順位を考え、少しレイアウトを変えるだけでも格段に過ごしやすくなることがあります。実際私は何度も何度も模様替えをし、不要な家具を手放し、今ある間取りでの理想の空間を実現できています。お気に入り空間で過ごすと、心にもゆとりができるのでお勧めです。


