高校を卒業後、進学のため地元を離れ一人暮らしを始めた。
奨学金と少しの仕送りとアルバイトで、必要最低限の家具のみで生活。仕送りとアルバイトで生活をやりくりし、奨学金はなるべく手を付けないようにしていたので、奨学金の貯蓄のお陰で気持ちにも余裕のある学生生活を送ることができた。さらに、奨学金を貯めていたお陰で海外研修にも参加できた。友達とも気になる場所へ旅行したり充実した大学生活を送れた。
卒業後、就職に伴い引っ越し。仕送りもなくなり完全な独り立ち。毎月奨学金の返済をしつつの生活はかなり苦しい。一時期、夜はカラオケボックスでアルバイトをしていたが、本業との両立は体力的にも精神的にも限界を感じ、長く続けられなかった。
お金が欲しいなぁ。
2年ほどして条件の良い会社へ転職。住宅手当も付けてくれるとのこと。
以前より少し生活が楽になった記憶がある。
さらに2年後、転職。通勤は遠くなったが、条件はさらに良い会社へ。
そうこうしているうちに、実家暮らしの彼氏が異動で一人暮らしをすることになった。会社が用意してくれた部屋は私の職場へも近かったので、一緒に住まわせてもらうことに。会社も承諾済み。
結婚も視野に入っていたので、私の給料はすべて貯金していこうという話になり、ここからやっとまともな貯金をスタートすることができた。
その後、彼氏の転職に伴い引っ越し、そして入籍、私は退職。
結婚式は親の希望で親戚を読んで盛大に。今まで貯金してきた自分たちのお金で式を挙げることができたが、貯金は半分くらいに減ってしまった。
その時住んでいたアパートはファミリー向けではなかったので、今後に向けて住む家を探すことに。
私たちの所得では、人気エリアのURの家賃は厳しい。旦那の地元で探すことになったが、新築は無謀。マンションは、1軒家育ちの私にとって、家賃+駐車場代を払い続けるだけはもったいないんじゃないかという思想。そんな時タイミングよく、立地・金額ともに条件に合う1軒家があると。まだ住んでいるので、本当に入れ替わりで入居というタイミング。小ぶりな家だけど、傷もつけないように丁寧に暮らしていたそうで、築7年にしては新築のように綺麗でした。マイナスな所は全然ない。特に旦那が気に入ったようですぐに決まりました。
こうして中古住宅に住むことに。